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福島県における参院選とEU離脱

EUと、いう表題でキャッチしてみた。
英国の国民投票によるEU離脱は、イギリス国内のみならず世界に衝撃と混乱を与えた。
ところがその結果に、離脱賛成票を投じた有権者自身が「まさか本当に離脱するとは思っていなかった」などと、今さら後悔を口にする声も多い。

さて今回の参院選...
福島県にとっては、野党候補を選び政権与党を否定「離脱」するのか、それともこれまでの復興の路線を「継続」して与党候補の【いわき光英】氏を選び信任するのか、国民投票ならぬ県民投票であり、そういう意味を成す選挙だ。
「復興予算を組むのも財源を確保するのも与党、それを否定否決するのが野党」いまの国会はそういう構図。
予算を否定されては復興は立ちいかない。
復興を加速させなければならない我が福島県、かの国の如く離脱を選んでいたずらに混乱と後悔を招く時ではない。

たとえ脅しと取られようとも、これが選挙であり民主主義。
英国の国民投票もやり直しを求める声があるそうだが、それを認めれば国民投票の意味や民主主義が崩壊する。
残念ながら、今さら覆すことのできない「後の政(祭り)」なのだ。
英国の政治家も国民投票前にしっかりと有権者に理解を求めていれば、結果は変わっていたのかも知れない。
審判が下される前に、今回の選挙結果が福島県の復興に影響を与えることを県民に十分理解してもらわなくてはならない。

福島県民の正しい選択と判断まで、あと12日。

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